作業服の上下を選ぶ際のポイントやお手入れの方法

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作業服は屋外や工場の生産ラインなど汚れやすい環境での仕事に用いる衣服ですが、用途の性質上、生地が頑丈で体が動かしやすいことが重要な選択肢になります。着心地を優先した結果、上下が異なるメーカーになることも珍しくありません。

快適に仕事を行うためにも、作業服の上下の選び方や注意点、お手入れの方法などについて学びましょう。

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作業服に求められるもの

作業服を着用する現場の多くは汚れやすい、固い突起物に接触する機会が多いなどの特徴があります。部屋着やスーツでは破れてしまうおそれがあるため、固くて頑丈な生地で作られている作業服が最適です。そのため、作業服は何よりも破れにくい頑丈さが求められます。

アメリカでジーンズが労働者のズボンとして流行したのは固くて破れにくい生地で作られていたためです。固い生地は伸縮性や柔軟性に乏しいため、決して着心地が良いとは言えません。しかし、普通の衣服では簡単に生地が破れてしまい、露出した肌に傷が生じるおそれがあります。

固い生地なら滅多に破れないので肌が露出せず、傷を負ってしまう心配がありません。作業服は体を守る役目もあるので、できるだけ頑丈な生地が望ましいとされていました。現在でも生地の強度は作業服選びの重要なポイントになっています。

しかし、単に固くて頑丈なだけでは体が動かしにくいのも事実です。生地の頑丈さだけではなく、体の動かしやすさも妥協できない選択肢という事実は否定できません。関節部分だけを薄く作る、ジャバラのような形状に加工するなど体をスムーズに動かすための工夫は古くから行われていました。

縫製技術の進歩によって強度を保ちながら体の動きを阻害しない薄手の生地が開発され、着心地の良さと安全性が両立している作業服も広く普及しています。

必ずしも上下を同じメーカーにする必要はない

上下に分かれている作業服は揃えて購入するのが一般的です。メーカーも上下を一緒に購入することを前提としたデザインの作業服を販売していますが、着心地を求めるなら必ずしも上下を同じメーカーに揃える必要はありません。

上下のうち、片方は体にぴったりでももう片方は体に合わないというケースは少なくないので、そのような場合は合わない方を別の製品に交換するのが無難です。作業服は一部の商品を除いて上下を別々に販売しているので、自分の体に合うサイズを揃えるのは難しくありません。

メーカーが異なると上下のデザインが合わないように思えますが、作業服は体を守る他に着心地が良いこともこだわりのポイントです。そのため、見た目が不格好だったとしても、安全かつ快適に着用できることを何よりも重視する必要があります。

デザインが上下でぴったり揃っていれば見栄えが良くなるのは当然ですが、見た目の良し悪しは過酷な現場において必ずしも重視する点ではないと言えるでしょう。体の動きを阻害しない、生地が丈夫で破れる心配がない良質な作業服なら上下のデザインが揃っていなくても仕事には何の支障もありません。

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作業服の試着は快適に着こなすための必須条件

流通網が整備されたことにより、衣服を通販で選ぶ買い方が当たり前になっています。作業服も例外ではなく、近隣に作業服を扱う店舗がない地域に住む人にとっては便利と言えるでしょう。また、通販では店頭には置かれていない、個性的なデザインの物や海外の安価な物が扱われていることも珍しくありません。

作業服でもおしゃれを楽しみたい、洗い替えのために複数枚をまとめて購入したい人に最適ですが、その反面、通販は作業服の試着ができないという問題点がある事実を把握する必要があります。どのような衣服も自分の体にぴったりでなければ長く着続けることはできません。

作業服も同様であり、快適に働くならまずはサイズ合わせに気を配る必要があります。衣服は同じサイズでもメーカーによってデザインが大きく異なる他、実寸が必ずしも表記サイズと同一とは限りません。同じサイズが表記されていても、メーカーごとに肩幅の広さや裾の長さなどが異なるのが普通です。

特に安価な海外製の作業服は表記サイズと実寸に大きな差があることも珍しくないので、購入してから体に合わないと言う事態を避けるためにも試着は欠かせないと言えるでしょう。しかし通販では必須事項である試着ができないので、好みのデザインの作業服を見つけても安易に即決はできません。

購入する場合は口コミを確認し、商品の評判を分析したうえで慎重に判断する必要があります。

作業服を綺麗な状態に保つための工夫

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仕事で着用した作業服は次第に上下とも汚れてしまいますが、家庭用の洗濯機で洗うことが可能です。洗濯の方法は他の衣類とほぼ変わりませんが、生地の耐久性と伸縮性を損なわないように気を配る必要があります。普通に洗濯してそのまま乾かすと少しずつですが生地が劣化し、次第にごわごわした質感になります。

伸縮性が損なわれる他、生地の繊維も傷んで千切れてしまうので耐久性の低下は避けられません。このような事態を避けるには洗濯機の出力を弱く設定し、洗濯の際の摩擦を減らす必要があります。また、作業服用の柔軟剤を使って生地のごわつきを防ぐのも効果的な対処法です。

汚れを取り除くために強力な洗剤を選びがちですが、製品によっては生地を傷めるおそれがあるので避けます。普段着用の一般的な洗剤でも汚れを取り除くことは十分に可能です。しつこい汚れの部分には洗剤の原液を少量だけ沁み込ませてから手もみで洗うのが正しい対処法になります。

油脂や薬剤などの特殊な汚れは洗剤で除去するのは非常に困難なので、この汚れは落ちないと割り切るのが賢明でしょう。どうしても汚れが気になるなら新しい作業服に買い替えます。

長期間着用しない場合の保管方法

作業服の上下を長く着用しない場合、型崩れしないように整えてから保管します。上はハンガーで吊るすか、縫い目に沿って折りたたみます。下も同様にハンガーで吊るすのがもっとも綺麗な形状で保管する方法です。折りたたむとその部分に深いシワが生じるので避けるのが無難でしょう。

保管する際は通気性が良い暗所に置き、防虫剤を置いて虫食いの被害を未然に防ぎます。

体に馴染む作業服を長持ちさせるのが快適に働く秘訣

作業服は多くのメーカーが販売していますが、自分の体に馴染む上下を揃えて用意するのは簡単ではありません。生地の耐久性の他、着心地の良し悪しもこだわりのポイントなので、上下が異なるメーカーになることもあります。

あくまでも体をスムーズに動かすことができる、快適な着心地であることが作業服選びの重要な条件です。長持ちするように丁寧に扱うことを心がけましょう。

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